FE:FEHにリーフが来る!(もちろんフィンとナンナもね!)
スマホゲーが恐ろしく苦手(毎日コツコツが肌に合わない)な私なので、FEHも数か月に1回やったりやらなかったり…だったのですが、ゲームサービス開始直後からずーっとずーっとずーーーーーっと言ってきた、その時がついに来たようです。
リーフ★5が出るまでオーブぶっぱしてやんよ!
はい、かねてより申し上げている通り、私がFEシリーズ最愛のキャラクターです。ここでお金を使わずしてどこで使えと?(課金前提)
リーフとは?
今から勝手にリーフ王子をプレゼンします。
Fire Emblem トラキア776の主人公です。
もう一度言います。主人公です。
そもそも『トラキア776』が『聖戦の系譜』のスピンオフだとか言わない、そこ。
主人公で白い鎧で白い馬(CC後)でクラスがFE初のプリンス(『聖戦の系譜』時代)。
生い立ちを語りましょう。
ユグドラル大陸東に位置する肥沃なマンスター地方の有力者レンスター家に生まれ、何事もなければ(聖戦の系譜参照)なんの不自由もなく両親・姉・従者に囲まれ愛情たっぷりに育てられ、ゆくゆくはレンスター王だったはずの王子様です。
しかし、両親ともに遠征先で宿敵に殺され、姉はその宿敵に攫われ(長らくは殺されたと思っている)、城は落とされ、賞金首として狙われる日々を、従者とともに生き抜くタフプリンスです。
おまけに、この血統が何よりもモノを言う世界で、嫡男でありながら聖戦士の証たる聖痕のない王子。
コンプレックスありまくりです。
もう八方ふさがり四面楚歌、頼れるものはわずかな仲間だけ! という極限状態であちこちを転々としながら生きてきた王子なのです。
『聖戦の系譜』ではなんとか彼ら自身が頑張ってレンスター城を取り戻したところから仲間に加わります。その「頑張った」部分が『トラキア776』なのです。
しかしこの二作でリーフの性格は微妙に違います。
『聖戦』当時の彼は、とにかく早くマンスター地方を解放したいという思いからか、恐ろしく血気盛んです。
「戦場の露と消えようと悔いはないさ」というセリフや、宿敵トラバント(かっこいい)を前に「おまえを倒すことだけを夢見ていた」というようなセリフなど、多分に強気キャラです。
一人称も「私」で、もはや「王者然」としています。
私のリーフのイメージは主にこちらの方なのです。
しかし『トラキア776』は『聖戦』で彼らが仲間になる1年ほど前から始まります。
そこで逃げて、バレて、捕えられて、迷って、大事な仲間を失って……と、ありとあらゆる経験をしたことが分かります。
が。
その時の彼の性格は、甘々世間知らずお坊ちゃん。
一人称も「僕」だし、自身に力はほとんどなく、仲間になる軍師頼りでしか味方の士気を上げられないという情けない頭領であります(書いててつらくなってくるわw)。
甘すぎて下策を講じてしまったために仲間を失い、自暴自棄になりかけたところを追い打ちをかけるように怒られる(当たり前ですが)。
とにかく、FE主人公にあるまじき超カッコ悪い姿を延々垂れ流すわけです。
でももはやそんなところも人間くさくていいじゃないですか。
私はどこか地味なところがあって、周りに助けられながら成長していくスーパー英雄主人公ではないリーフが、とてもとてもとても好きなのです。
だがしかし!!
ツッコミどころが多すぎて、世間ではただのネタキャラです。
『トラキア776』というゲームのシステムから、
- (主人公なので全マップ強制出撃のため)疲労度のあるこのゲームにおいて、唯一まったく疲労しない→ヤバいやつ
- 味方が疲労していても必要なら出撃させる→鬼畜
- 所持金ゼロでスタートするため、敵を捕まえて武器をはぎ取ってポイする金策が必要→リーフ窃盗団
- お金も貴重だが武器も貴重なため、「壊れた剣」も使う。むしろ積極的にレベルアップのために使う。→貧乏性の鬼畜。
- トラキア半島を舞台にしているからレンスターとトラキアの話がメインかと思えば、シレジアとフリージにほとんど持っていかれる→やっぱ地味
- 聖戦士の武器が使えないリーフのために特別な武器「ブラギの剣」を用意しました!→専用武器とは言ってない(聖戦士の血がわずかにでもあれば使えるため、使用該当者がたくさんいる)
- 特別な武器も取り上げられるかわいそうなリーフの専用武器は光の剣→母の形見設定。もともとは彼の母が兄嫁からもらったもの。そして『聖戦』では汎用武器。
- 脱出マップではリーフが最後に脱出しないと、残ったユニットは敵の捕虜になる→必然的にいつでも殿をつとめる大将。
- 味方が捕虜になった場合、特別マップで救出できる→お宝のためにわざと味方を見捨てていく鬼畜。
- リーフとの政略結婚もやぶさかではないミランダ姫に「今は(戦争大変だから)そういうことは考えられない」とあっさり拒否…からの直後のナンナとの会話で「大好きなナンナを僕にください」→どうなってんだ!
極めつけ『覚醒』登場時のクラスが「トリックスター」
『覚醒』で、リーフのクラスは「トリックスター」という盗賊の上級職になりました
おい!……ネタと本気の境目がわからんのかコノヤローーー!!!!!
本職は盗賊だと!?
盗賊にしたのは誰だ!? プレイヤーだ!!! そう、私だ!
勝手に追いはぎ縛りプレイで盗賊王にしているのは我々なんだよ!
彼自身は「ひもじい思いをしたことなかった」んだよ! プリンチュだからね! フィンがんばったからね!
でもリーフのこと知らない人からしたら、それくらいのほうが笑えていいのかもね…わかってる、わかってる。私が好きなものはいつだってマイナーなの。
主人公のくせに髪色が地味!?
ここまでくるともはや言いがかりですが。
歴代FE主人公が並ぶと並居る青青青……の中に茶色。
普通にいそうな髪色でコスプレイヤーにも優しいやん!
レンスター王家の茶髪はシアルフィ家の謎の配色(青・ピンク)なんか駆逐するほど遺伝子が強いんじゃい!
レンスター地方もわりと青髪多い*2けど気にするな。
結局何が言いたいって…
私はリーフの顔グラフィックがめちゃくちゃ好きなのです。
めちゃくちゃ可愛いから!!!!!
ちょっと待って、誰、『紋章』のロディと一緒やんとかいうやつは。
落ち着け。ロディも好きだ。←おい
しかも育ったらキュアン入るときたらかっこいいしかないじゃないですか!?
そしてプリンス時代のクリティカル攻撃によってはためく白マントの美しさ。
クラスチェンジしてマスターナイトとなったときの頼もしさ。
三馬鹿(シグルド・エルトシャン・キュアン)の子供たちの中で、唯一聖武器が扱えないというハンディをものともしない、オール武器・魔法・杖使いこなす上にステータスも破格。
終章をリーフのレスキューなしで速攻クリアできるのかっていう話。
聖武器なんて、重けりゃただの飾りですよ。
おまけ:カップリング
『聖戦』の頃は従者のフィンはカップリングでよく荒れる人だったけれど、リーフで荒れてるのは見たことない…というか、カップリングされる側の女子はまあまあ荒れてたけども。
- 本命:ナンナ
- 対抗:ティニー
くらいで平和なものでした。女子側に強烈な色々があるけれど、リーフ側から見たら至って平和。
『トラキア』を含めると、そこに、
- 当て馬:ミランダ
- 大穴:サラ
が入ってくる感じで、個人的にはサラ推しですが、本命ナンナには一切不満はございませんのでなんでも楽しめます。
なんにせよ、やっとリーフが日の目を見そうな瞬間がやってきたので、思わず記事にしていまいました。
声誰かな~楽しみ~。