TGIF!!

Thanks God, it's Friday! I can play video games!!

ゼノブレイド2:BGMについて

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初代信者と言われてもかまわない。

ストーリーもキャラも演出も音楽も神がかっていた初代だったので、2の音楽も当然期待していました。ストーリーとキャラに関しては「可もなく不可もなく…」なところに収まりましたが、さて音楽は。

 まだサントラがあるわけではないので、特典CDの楽曲からの比較でいきましょう。

私は基本的にマイナー調の曲、テンポの速い曲が好きな傾向にあります。

Xenoblade II - Where It All Began

「すべてが始まった場所」……この曲はどこでかかっているのだろうか。1回しか聞かないオープニングムービーのところだろうか。海(雲海)のイメージと壮大さはとても広がる曲です。

初代との比較対象はない。初代のオープニングはほら、ダンバンさんの独壇場だから…。

Elysium, In The Blue Sky

「在りし日の二人」のアレンジというか、こちらが元なのかな。Elysium(エリュシオン)はやはり世界樹のことを指しているのか、やはり哀愁の漂う曲。何度も聞くわけではないけれど、耳に残ります。

グーラ領

死ぬほど聞く曲。初代比較はもちろんガウル平原でしょう。

洞窟を抜けて空が広がったときのあの感動は「ガウル平原」というあの名曲があったからだと思うほど好きでした。今回、グーラが間違いなくガウルっぽいのはわかっていたから、驚きという成分は差し引かれてしまいます。でもバルバロッサに追い掛け回され、ターキンやヴォルフの集団にぼこぼこにされという追体験と「もうええんじゃ!」という苦労は、この音楽がなければやってられなかったと思うので、もちろん、今回も素晴らしい楽曲。

戦闘!!

初代の戦闘曲のタイトルは「戦闘!」なので、今回は「戦闘!!」なんですね。

これは今回のほうが好きかもしれません。初代の戦闘は、まあ確かに戦う背景が全然違うのもあるけれど、こっちが強くなるにつれ、悲壮すぎるんで…いや好きなんだけど。

中盤手前のあたりでブレイドコンボ決めてたりすると気持ちいい。

曲自体に30分アニメの起承転結がある感じがして好きです。

Incoming!

「行く手を阻む者」にあたるのかな。「行く手を阻む者」の途中で挟まれる「カンカン!」がめっちゃ好きだったのですが、この曲はそこまでの特徴がない気がします。戦闘中急がしいから「カンカン!」くらいのインパクトないと。

ああ、どうも、レックスとホムラが戦ってるイメージが先行しちゃうんだな、この曲。

エルピス霊洞

あの滅ぼしたくてたまらないソダンジョンをなんとか乗り越えられたのは、この曲だったからだと思います。落ち着く曲です。「テフラ洞窟」みたいな感じかな。でもテフラ洞窟相当の場所はほかにもいっぱいあるからな~。

ノポンの少年

「勇者リキ」はバレーボールシーンがすぐ出てくるけれど、この曲はトラ専用というより、ギャグシーン全部これな気がするくらい頻繁に聞いた曲。

好きだけどね!? でも「リキのやさしさ」みたいなアレンジバージョン欲しかった。……あったのかな(忘れてるところで……)。

Exploration

あれ? これ名を冠する者たち」相当の曲? だったよね? ユニーク戦だよね? どうにも「機の律動」っぽく感じてしまうのは曲調のせい。

まあ、全部好きだから問題ないわ!

名曲とするなら「名を冠する者たち」が一番だけど、個人的には「機の律動」や「Exploration」みたいなロック調の曲もかなり好きなので、とりあえずかかるとテンション上がる。

スペルビア帝国~赤土を駆け抜けて

私、この曲にとても田中公平みを感じるんです。サクラ大戦的な…Gガンダム的な…そう……このちょっと古い感じ、とても好き……! 個人的には「2」で一番好きな曲……というか気が付くと頭の中で回っている曲です。

もちろんスペルビアの雰囲気にもあってるんだけど、なによりメレフの感じにすごくあっている気がするので、もうこれ、メレフのテーマでよくない?

古代船

この曲どこでかかってましたか……? 記憶が……。

Shadow of the Lowlands

まさかのボーカル入りルクスリア国内曲。日本語ですら歌詞を聞き取るの苦手なのに、英語詩なんかもっと聞き取れないわ! とりあえず、「いつかの日」を待つ暗い曲なんですが、すっごいルクスリアに合いすぎてて怖いくらいですね。

こういう暗さ、北欧かケルト系じゃないと出せないと思うんですわ……土地柄的に……。

今回のボーカルが北アイルランド系のバンドでしたっけ。納得のチョイスです。

Counterattack

「敵との対峙」相当の曲ですが、「敵との対峙」ではその「敵」が壁として立ちふさがっていて、それをどうにかする一条の光を見出してなんとかなるかならないか、それでもやってみようという決意……くらいまでの曲として。

こちらは壁である敵の攻略法をすでに思いついていて、さあやるよやっちゃうよ、あれ、うまくいかないかもしれない……いやいや大丈夫できるから! くらいの曲。わりと光あふれてる。

明らかに「敵との対峙」を意識して作られているから、音の運びが中盤まったく一緒のところありますよね。「シラソファソラシドレーファドーレシー」のあたりとか。

「敵との対峙」が名曲すぎてカウンターパートとしては私にはちょっと弱かったなぁと思います。単品でみたらめっちゃいい曲だと思うんですが、まあ、この曲が流れる背景も初代は共感できるけど、2は共感できないときにばかりかかったのが残念(要はレックスホムラパート)。ニアブレイドのところはいいのよ、あれは共感できたから。

在りし日のふたり

起動時の画面でかかる曲。初代の「メインテーマ」を彷彿とさせるとてもきれいな曲です。どちらも少し哀愁が漂う曲なので好きです。クリアするまではそのときにの章に合わせた国が曲とともに画面に映し出されます。初代も色んな場所の映像がランダム?順番?に流れましたよね。それがとても好きだったのに、2のクリア後はあの三人の画像から動かないのが残念すぎる。何周してもずっとアレ。いや、私、ほかの画面見たいんですけど。

 

初代はCD4枚分も楽曲があったけれど、今回もそれくらいは実はあるのかな。

しかし実質聞いている時間が長いか、多い曲が耳に残るので……傭兵団のところとかブレイド同調のところとか、名曲とまでは言わないけれどうるさくない曲でよかったです。

あと、各国のフィールド曲はすごくよく合っていると思います。

廃工場はちょっと機界神フィールドっぽかったりしたし、あそこも音楽よくなかったらターキン強すぎてダンジョン複雑すぎてブチ切れてたわ……(遠い目)。

まだアップデートによる2周目要素待ちでゲーム自体は1周しかしていないので、次はもっと音楽を楽しみにしながらやりたいと思います。

やっぱり音楽はよかった。

初代の神がかった出来に、期待値上げすぎたからそこは相対的に低くなっちゃうけど、でもRPGって音楽大事!!